2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
中華人民共和国の江南省西部にある都市、洛陽に行ってみませんか。古来、日本でも京都を洛陽とよび、上京することを「洛上すると」言い、「洛中洛外図」が残っています。三国志で有名な曹操がここに都を置きました。洛陽はまさに古代の中国王朝の首都だった…
20世紀最大の発見とも称される『兵馬俑』中国の小さな村で井戸を掘ろうとした農民が見つけたものは、世界を驚かせる歴史的大発見でした。ここではそんな、秦の始皇帝陵に寄り添うように造られた「兵馬俑」についてご紹介します。兵馬俑は中国の西安から東に3…
秦兵馬俑博物館古代中国では、生前の生活そのものを来世へ持っていこうという考えでしたから、王様が死ぬと生きた人間を殉葬することが多かったです。しかし、大勢の兵たちが殉死すると、国力が落ちるから、人形が代用されることになりました。そこで始皇帝…
死後も皇帝を守る精鋭たち「秦始皇帝陵及び兵馬俑坑」(1987年登録)世界遺産となった中国の史跡旧跡の多くは、時の皇帝が権力を誇示するべく命じて作らせたもの。永楽帝や乾隆帝、太宗や康熙帝など、史跡の名前と共に何度も登場する皇帝の名前も。中でもと…
清華池(せいかち)西安市の東約30キロの驪山の麓にあります。四ヶ所の湯元から43℃の温泉が絶えず湧き出ていて、一時間の湧水量が113トンに上っています。お湯が透き通って、石灰、炭酸マンガン、硫酸ナトリウムなど9種類の化学成分を含んでいて、関…
鴻門の宴遺跡 鴻門の会遺跡鴻門の宴秦の兵馬俑博物館の北2.5キロの場所に、長さ1キロぐらいの険阻な台地が横たわっています。台地の真中から大きい裂け目ができて台地を二部に分けています。その裂け目が南北に走って、まるで城門のように見えるから、鴻…
西安大雁塔 西安大慈恩寺2014年6月22日に世界遺産総会で、シルクロードで、世界文化遺産に登録しました。隋の時代に長安城の南に無漏寺という寺が創建されました。「漏」とは煩悩ということです。ゆえに無漏寺は煩悩を超えた悟りの世界、すなわち浄土…