西安兵馬俑観光
西安はかつて長安とよばれ、西周が鎬京(現在の長安県張家坡、斗門鎮一帯)に都を置いて以来、唐に至るまで 13の王朝のがこの地に都を置きました。そんな長い歴史を持つ西安には、当然のことながら兵馬俑、大雁塔など多くの史跡があり、現在では中国の有名観光地として、 国内外から多くの観光客が訪れています。
シルクロードの起点としても有名な西安は、古くから東西交流の中心としても欠かせない街でした。 そんな自らの持つ歴史と、様々な文化が融合されてできた西安の雰囲気ある種独特で、 一度西安を訪れてすっかり気に入ってしまいその後何度も足を運ぶ方も少なくない街です。
西安東線
西安旅行のハイライト地域です。世界遺産に登録されている始皇帝陵や兵馬俑、 玄宗皇帝と楊貴妃のラブロマンスで有名な華清池等があり、西安に観光目的で訪れるほとんどの方がこの地域を訪れます。 現在、西安駅より306バスが出ていて、公共バスなので値段も安く便利なのですが、このバスの回りには多くの客引きがいます。 タクシーで兵馬俑に行くことを誘ってきたりしますが、特に注意していただきたいのはミニバスの客引きです。
「兵馬俑!兵馬俑!」等と言ってきますが、彼らのミニバスに乗っても直接兵馬俑に着くことはなく、兵馬俑近くで「このバスは直接兵馬俑まで行かない。」 等と理由を言われて降ろされ、彼らとグルになっているタクシーに乗せられ、運転手が「兵馬俑まで5元で行くからその代り土産を買いに行こう。」 等と言ってきます。それを拒否して途中で降ろされる話もあります。
西安西線
西安の西線はアショカ王から仏教の仏法を広げるために各地に送った仏舎利(お釈迦様の骨)が見学できる 法門寺や唐代の高宗と則天武后の合葬墓である乾陵等に代表される観光スポットが数多くあります。しかし、各観光スポットへのアクセスは非常に不便で、 公共の交通機関を利用しての観光は困難です。しかし、東線にも負けないくらいの見ごたえのある史跡が多いので、ぜひ一度訪れることをお勧めします。
西安南線
西安南線の主な観光は点在する名刹巡りとなります。玄奘三蔵の遺骨が埋葬される興教寺、浄土宗発祥の寺として名高い 香積寺、クチャ出身の鳩摩羅什がサンスクリットの仏典を翻訳した草堂寺がおもな見どころとなります。
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